2016年11月2日(水)21時00分~22時48分放送の『 水曜エンタ「アスリート波瀾万丈 崖っぷちからの大逆転SP3」』で野茂英雄がメジャー移籍した理由について語ります。

本当に「投球フォーム改造が嫌でメジャー移籍したのか?」知られざる移籍の裏側とは?また、近鉄から言い渡された任意引退裏話についても!追求してみたいと思います。

今回ご紹介するのは、アメリカメジャーリーグへ挑戦した日本人のパイオニア、野茂英雄さんです。

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野茂英雄は投球フォーム改造が理由でメジャー移籍した?

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野茂英雄さんがメジャーへ移籍した本当の理由は、大きく分けて2つあるようです。

・投球フォームの改造を強要されそうになったこと
・当時の近鉄バファローズのフロントに不満があったこと

1つ目の理由「投球フォームの改造を強要されそうになったこと」については、当時の近鉄バファローズの監督・鈴木啓二との間に確執があったようです。監督の鈴木は現役時代に317勝を挙げ、日本プロ野球歴代4位の勝利数を誇る大投手でした。

野茂さんが近鉄バファローズに入団した時の監督は、故・仰木監督です。野茂さんは近鉄バファローズ入団の条件に「投球フォームの改造をしないこと」をあげていたそうです。仰木監督はこれを快諾し、野茂さんのプロ野球人生が始まりました。1年目の成績は

登板試合数 : 29試合
成績 : 18勝8敗
投球回数 : 235回
奪三振 : 287個
防御率 : 2.91

主な獲得タイトル : MVP、沢村賞、新人王、最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振、ベストナイン

これは、はっきり言ってかなり凄い数字です。最近では松坂大輔投手やダルビッシュ有投手、大谷翔平選手など勢いのある実績者が日本のプロ野球界で目立っていますが、それと比較しても野茂英雄さんの成績は飛びぬけていますね。

しかし、プロ入団から5年目の1994年に野茂さんは右肩を傷めてしまいます。1993年から指揮をとっていた鈴木は監督就任直後から野茂さんに投球フォームの改造を押し通していたようで、これがメジャーリーグ移籍の理由の一つになったと考えられています。

2つ目の理由「当時の近鉄バファローズのフロントに不満があったこと」については、契約や勝利に対する意識について確執があったようです。

今でこそ当たり前になりましたが、日本プロ野球では1992年に当時のヤクルトスワローズの古田敦也さんが初めて代理人交渉制度を試みて話題になりました。野茂英雄さんも代理人交渉制度を行おうとしましたが、球団に断られています。

さらに、野茂さんを失墜させたのは契約更改の席で「熾烈な優勝争いをして2位に終わるのが1番」と言われた事のようです。これに関しては、近鉄バファローズOBの金村義明さんもラジオや自叙伝の中で書いていますので、にわかに信じられませんが、本当の話のようです・・。

これがメジャーリーグ移籍の理由の2つ目になったと考えられています。

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野茂英雄の任意引退や単身渡米の裏話も!

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今年は日本ハムの大谷翔平選手が、ポスティング制度でメジャーリーグ挑戦か?と話題になっています。今でこそFA移籍やポスティング制度など日米で移籍に関する整備が進んでいますが、野茂さんの時はそうではなかったようです。

1994年の契約更改で、野茂さんは複数年契約と代理人交渉制度を希望しましたが、球団はこれを拒否し契約がまとまりません。しかもその後、球団は野茂さんを「任意引退」としたのです。任意引退になるとトレードや他球団との交渉ができません。

野茂さんは日本球界では野球ができない状況に追い込まれてしまったのです。

1995年2月に自力で、ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び、同年にメジャーリーグデビューを果たします。

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さいごに

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野茂英雄は投球フォーム改造が理由でメジャー移籍したのか?そして、「任意引退」の裏話についてもどうでしたか?

人生誰だって生きていると、折り合いがつかないことってたくさんありますよね。しかし、野茂さんの場合、そんな状況の中でも自ら道を切り開いてきたたくましさを感じます。時にそれが、周りの共感を呼ばなくても「自分は間違っていない」と、信念を通すことで周りの状況の方が変化してくることもあるのだと感じさせられました。

日米の野球を切り開き、パイオニアとなった野茂英雄さん。一気にファンになってしまいました!近い将来、野茂監督としてまたグラウンドに立っている野茂さんの姿を見てみたいものです♪

野茂英雄さんって最高♪

最後までお読みいただきありがとうございます。

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