2016年のマイナス金利導入の影響で、「住宅ローン金利が下がる?」のではないかと話題になっています。

はたして本当に住宅ローン金利は下がるのでしょうか?

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住宅ローンの金利はどうなる?

最近の住宅ローンは低金利で推移していますが、マイナス金利が導入されたことにより、さらに低下するといわれています。
なぜなら住宅金利は国債金利に比例するといわれているからです。
日銀がマイナス金利を導入したことによって、銀行に眠っている預貯金が国債購入にあれられ、国債の金利が下がります。

住宅ローン金利

グラフの通り、国債の金利が低下しています。
2016年に入り、10年国債の金利は「0.25から0.05」に、約1/5も低下しています。

フラット35金利推移

受託ローン金利

住宅ローンを組む際に利用する人が多い「フラット35」は2015年に一旦、最低金利(約1.4)を更新しましたが、2016年はさらに低金利になる可能性が大いにあります。
国債価格との相対で単純に1/5(約0.3)まで下がるとは思えませんが、1.0を切る可能性は大いにあると思います。

昨年、史上まれに見る低金利で、私もマンションの購入を検討したのですが、まだ購入せずに良かったです。(金利をみて家を購入するわけではありませんが!笑)
住宅ローンの場合は「変動金利」と「固定金利」を選択できますが、低金利時代は固定金利を選択した方が良いと思っていますので、これから自宅を購入する際は検討してみたいと思います。

最悪のシナリオを予測する

住宅ローン金利3

2016年にマイナス金利が導入されましたが、一言にマイナス金利といいますが、実際に日銀は「マイナスの幅」を際限なく設定できます。
そのため、マイナスの幅が大きくなればなるほど、受託ローン金利も低下していく可能性が大きくなることになります。
色々な要因がからむため、断言はできませんが(実際に欧州では金利が上昇したケースもあります)限りなく金利がゼロに近くなる可能性もあります。

受託ローンの金利が下がることは、私たち個人には良いことですが、マイナス金利の幅が拡大するということは、日本の景気が悪化している可能性が高いです。
金利が低くても収入の低下で住宅が購入できなくては意味がありません。

まとめ

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住宅ローン金利の動向や推移の予測をしてきましたが、どうでしたか?
日本は長く低成長が続いており、近年は世界経済も不安定さを増しています。
おそらく今後もこの状況が続くと予想されます。

今後、住宅ローン金利はさらなる低下(0.1以下)が予想され、さらに、この状況はしばらく続くと予想されます。

景気の動向に影響を受ける受託ローン金利はしばらくは低水準で推移すると思います。住宅を購入する方はお得な状況がしばらく続くと思います。
私もできれば低金利の時に自宅を購入しておきたいので、住宅ローンの今後の動向を注視していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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