水球男子日本代表がリオ五輪の出場権を獲得したニュースが飛び込んできましたね。
なんと、32年ぶりの快挙だそうです。
水球男子日本代表を芸能人が祝福?テラハ保田賢也リオ五輪出場へ
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水球男子日本代表アジア選手権優勝、リオ五輪出場権獲得
12月16日~20日、中国の佛山で開催されたアジア選手権で水球男子日本代表が優勝!
この結果、男子水球日本代表がリオデジャネイロ五輪の出場権(アジア1枠)を獲得した。
中国とお互い3戦全勝同士で激突した最終戦では、日本のお家芸であるカウンターと、新戦術のパスライン・ディフェンスがさえ、第1ピリオド(P)を6―2と優位に試合をすすめた。
中国の完全アウェーの中、第2Pでは一時詰め寄られる場面もあったが、後半は再び突き放して五輪切符を獲得した。
赤く染まった超満員の会場で、ポセイドン・ジャパンが勝利の雄叫びを上げた!!
(ポセイドン・ジャパンは男子水球日本代表の通称)
試合結果
第1戦 vsイラン
日本 (8,6,4,5) 23
イラン (0,1,1,0) 2
得点者:足立3、荒井5、志賀4、柳瀬2、飯田1、竹井2、大川4、筈井2
第2戦 vsカザフスタン
日本 (4,2,1,2) 9
カザフスタン (1,3,3,2) 8
得点者:足立2、志賀2、飯田1、角野1、竹井3
第3戦 vsサウジアラビア
日本 (8,4,9,10) 31
サウジアラビア (0,0,0,1) 1
得点者:足立5、荒井1、志賀3、柳瀬1、飯田3、志水1、角野4、竹井3、保田3、大川5、筈井2
第4戦 vs中国
日本 (6,2,3,5) 16
中国 (2,4,2,3) 10
得点者:足立2、荒井2、志賀1、柳瀬1、志水1、竹井5、大川3、筈井1
※水球は、1試合4ピリオド(P)でおこなわれ、その合計得点で勝敗を決する
中国の完全アウェー、報道規制、中国の笛
「日本もカザフスタンもテレビ局は試合会場に入れない。」
試合中継を申し込んだテレビ朝日に対し、開催国である中国側が断っていたことが判明した。
水球の国際大会(特にアジア)では「レフェリーの判定がプロレス級」と語る大本監督。
過去には、試合会場の電気が途中で消えたことや、競技時間を図るタイマートラブルが発生したこともあるという。
水球は、レフェリーの判断が試合の流れが大きく左右される競技。
ライバルである日本やカザフスタンのテレビ放送を断る中国側の意図は・・“アウェーの洗礼”を浴びることは必至だった。
報道規制の中「中国有利のジャッジ(中国の笛)」を警戒した関係者の予想通り、日本は多くの反則をとられ、それが多くの中国の得点につながった。ホームよりの判定に見える場面もあった。
水球男子日本代表 勝利の要因
新戦術パスライン・ディフェンス
元水球日本代表の稲垣剛氏はディフェンスシステムの変更が勝利の要因であると解説する。
新戦術パスラインディフェンスとは?
水球男子日本代表人は外国人選手と比べて、身長で約15cm、体重で約20キロ小さい。
日本人選手が体の大きい外国勢との競り合いでは「何十年たっても太刀打ちできない」(大本監督)と、2013年からゴール前を固める守りから、前に出て相手のパスコースを塞ぐ守備へと方針転換した。
より積極的に攻撃につなげる。カットからカウンターにつなげようというプレースタイルに変更したのである。
圧倒的な練習で培われた強靭な体力
新戦術パスライン・ディフェンスを支えた、強靭な体力
ラグビー男子日本代表でも話題になったが、水球男子日本代表も他チームに勝る圧倒的な練習をおこなった。
足立聖弥選手によると、「毎日、午前中に10キロ泳ぎ、午後から基礎練習をくり返す」日々だったようだ。
芸能界からも喜びの声
この大会には、昨年話題になったテレビ番組「テラスハウス」に出演していた保田賢也選手も出場していた。
保田賢也選手
「前回のロンドンオリンピック予選ではメンバーには入れなかったけど、常にオリンピックを意識してた。予選が近づくとその気持ちが高まり過ぎて心が保たなくなりそうな日もあったな。」
「だからオリンピックを自分達の手で決めれて本当に嬉しい。めっちゃ泣いた。」
吉川晃司さん
「五輪出場決定、おめでとうございます。努力を重ねてきた多くの水球選手、関係者の夢を、また次なる舞台へと運んでくれた快挙を心から喜んでいます。ポセイドン・ジャパン、全力で応援します!」
じゅんいちダビットソンさん
「グラッチェ!グラッチェ! 水球日本代表が 久々に五輪に うれしいですね~」
リオ五輪で水球男子日本代表が目指すもの
大本洋嗣監督は「今は厳しいトレーニングをやってきた選手を尊敬する気持ち。リオ五輪では日本水球の存在を世界に示したい」と意気込んでいる。
大本洋嗣監督は最初の日本代表監督就任時に、2004年アテネ五輪出場を逃している。
「前と同じことをして負けたくない。」との思いで実行した大胆な指導が、今回、1984年ロサンゼルス大会以来32年ぶりのリオ五輪切符を手繰り寄せた。
キャプテンの志水 祐介選手は「目標はリオ五輪でのベスト8。入賞を目指していきたい。」と意気込む。
大胆で緻密な戦略、強靭な体力で世界を驚かせる可能性は十分にある。
水球男子日本代表のリオデジャネイロ五輪で雄姿を!
GO ポセイドン!GO ジャパン!
水球男子日本代表のオリンピック出場歴
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1932年 ロサンゼルス 4位
1936年 ベルリン 1次ラウンド
1960年 ローマ 1次ラウンド
1968年 東京 12位
1972年 ミュンヘン 15位
1984年 ロサンゼルス 11位
2016年 リオデジャネイロ 出場決定!!
最後までお読みいただきありがとうございます。