アゼルバイジャン共和国は旧ソ連でした。

美しいカスピ海に面しており、各地から観光客が集まる観光地として大変人気があります。

都市はバクーやギャンジャが有名。

なんといっても、天然資源に恵まれた国でもあり、原油が国の経済を担っています。

そんなアゼルバイジャンの気になる治安と安全情報などをご紹介します。

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アゼルバイジャン共和国のレベル1地帯の治安は?

アゼルバイジャンのレベル1地帯の治安は、2016年の段階で26,611件もの犯罪認知件数でしたが、2015年と比べれば、305件も減っています。

ただ、1,188件もの強盗、窃盗事件が増えているのが気になるところです。

ですから、犯罪に巻き込まれないためにも、暗い通りや夜間の独り歩きは避けましょう。

厳重な戸締りをすることも大事ですね。

麻薬の押収や執拗な物乞いも増えていますので、外出時に十分注意が必要です。

首都バクー市内の治安は比較的安定していますが、夜間の独り歩きには注意しましょう。

旅行代理店を選ぶ際は、信頼と信用のある店を選ぶことが大事です。

渡航する際は、家族や職場に渡航することを伝え、3ヶ月未満の旅行や出張をする際には、外務省海外旅行登録の「たびレジ」に登録をしておくと安心です。

アゼルバイジャン共和国

出典http://www.perc.it-chiba.ac.jp/

アゼルバイジャン共和国のレベル3地帯の治安は?

2017年12月現在、アゼルバイジャンはアルメニアとナゴルノ・カラバフ紛争のために、この周辺地域までアルメニアが占領している状態です。

この紛争を解決するために、両国の政府間やOSCEの議長が仲介し、話し合いをしていますが、未だに解決できていません。

まだ日本人や日本権益を目的としたテロ事件は起こっていませんが、アゼルバイジャンの周辺の国では日本人が殺害されるというテロ事件が多発していますので、この国でも警戒をして買い物や宿泊をすることが大事です。

レベル1の地帯でも、誘拐や脅迫、テロは起こっています。

外見の違う日本人は目立ちますから、1人で歩くには狙われ易いでしょう。

各自、ホームページより治安・テロ情勢などの情報を集め、危機管理意識を持ちましょう。

ナゴルノ・カラバフの安全情報は?

アゼルバイジャンの治安は、2017年12月の段階で国全体は危険度がレベル1に指定されており、滞在や渡航には十分注意することが必要です。

ただ、ナゴルノ・カラバフ地帯はレベル3に指定されており、渡航は止めて下さいとの中止勧告が出ています。

どのような目的であっても、渡航は止めて欲しいと政府から勧告が出ていますので、ナゴルノ・カラバフ方面には行かない方が無難でしょう。

また、アゼルバイジャン領のナヒチェバン共和国・ナゴルノに近い海沿いの地帯もレベル3に指定されていますので、警戒が必要です。

首都のバクーはレベル1ですが、特別な注意が必要とのことですから、貴重品は肌身離さず、荷物も自己管理かホテルのフロントに預けた方が安心でしょう。

アゼルバイジャン共和国の治安情報は、外務省の海外安全ホームページに随時情報が公開されていますので、参考にしてみて下さい。

ナゴルノ・カラバフ

出典https://4travel.jp/

特に注意したいことは?

ナゴルノ・カラバフと、その周辺のレベル3の地域に渡航するには、アゼルバイジャン政府に渡航申請をし、許可を得ないと渡航はできません。

勝手に渡航した外国人に対しては、レベル1地帯への入国も禁止されます。

まとめ

アゼルバイジャン共和国は、ほとんどの地域は比較的安全ですが、夜間や暗い道路を歩く時の独り歩きには注意が必要です。

男性であっても事件に巻き込まれたり、金銭を盗られることもあります。

女性は性犯罪に巻き込まれることもありますから、暗くなったら団体行動を心がけるか、乗り物で移動することを考えた方がいいかもしれません。

この国へ渡航する際には、各自で安全対策を心がけることが求められます。

アイキャッチ画像引用元:http://yosshey.com/

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